食事と健康
今日は授業参観日。子どもたちは朝から少し緊張気味。登校して来るなり「今日はかなんわ~。当てられて答えられへんかったら、なんか言われそうやしなあ。」とぼやいている子もいます。
それでも5時間目になると、お家の人の顔を探してキョロキョロ。顔が見えるとほっとして授業に集中しています。可愛いですね。
授業参観が終わった後、学校薬剤師の福地先生に「食事と健康」と題したお話をしていただきました。昨年度、学校保健委員会の時の福地先生のお話が大変興味深いものだったので、できるだけたくさんの保護者の皆さんにも聞いてもらおうということで実現しました。
6月は食育月間ということもあり、「食」についてもう一度見直してみる機会にもなりました。毎朝朝食を摂るのは“胃結腸反射を促進するためです”、地産地消を薦める理由は、地元の野菜は地元の生活に合っているからです、「できるだけ家族そろって食事をするのはいいのだけれど、食事中に説教はしてはいけませんよ、消化吸収しにくくなります。」「食事は明るい照明の中でしましょう。明るい中で食事をすると認知症も起こりにくいです。」等々、今まで思っていたのとは少し違う視点から、食の大切さについて語って下さいました。
そして最後に、低体温傾向の児童が多い、栄養のある物はたくさん食べているのにそれがエネルギーに変わっていない子が多い、タウリン○mg配合の栄養ドリンクよりシジミやアサリの貝類を、冷えは健康の大敵、水分過多の子に育てていませんか等々、最近の食に対する安易な思い込みに対する警鐘もも鳴らしていただき、聞いていた保護者の皆さんは、メモを取りながら真剣に聞き入っていました。
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