この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

ポルタティーフオルガンお出掛け演奏会

2009年07月10日

 7月8日に1〜2年生から始まったポルタティーフオルガンお出掛け演奏会も今日が3日目。いよいよ最後の学年になりました。
今日は楽しみに待っていた5年生の子どもたちが老蘇ホールに集まってきました。老蘇ホールは八角形という変わった形をしています。これは安土城天主の最上階を模した形だと言われています。今日のゲストはおなじみのオルガン奏者の城さん、ソプラノ歌手の山本さん、リコーダー奏者の迫田さんに加え、今日はトランペット奏者の菊本さんという豪華メンバー。菊本さんはバロック時代のトランペットを、迫田さんはそれよりももっと古い時代のリコーダーも準備してくださっていて、子どもたちは、老蘇の天主の中で、信長もたぶん聴いていたと思われる音楽の音色に耳を傾けました。
 座っているすぐ前で、プロによる生の演奏が聴け、しかも、ふだん耳にしない古楽器の音色が聴けて、子どもたちはいにしえの音楽の世界に浸っていました。
今回の演奏会では、実はもう一つ素敵な出会いがありました。演奏が始まる前に、安土町教委の坂田さんによる発掘出土品の紹介があり、信長が生きていた頃の茶わんや湯飲みの断片、奈良時代の土器、江戸時代の湯飲みなどを実際に手にとって見ることができたのです。その時代の土器に手で触れ、昔の音楽に耳でと目で触れ、子どもたちの心はすっかり信長の時代にとんでいたようでした。
 最後に私も音楽の仲間に入れていただき、一緒に歌わせてもらいました。
   


Posted by 老蘇小学校 at 13:09ころっけパパのひとりごと