この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

花壇の手入れ

2010年09月30日

 朝から冷たい雨が降っています。気温は一気に下がり、肌寒く感じます。そんな中、学校支援ボランティアの方々が来て下さいました。前からの予定で、今日、中庭の整備をしていただくことになっていました。けれど、こんな雨の中なので日を変えてもらおうか、と思っていたのですが、雨なんかなんのその、朝からやる気満々でした、と雨具に身を包んで出てきて下さったのです。
 この前の活動の時、背丈の伸びた草を刈っていただき、今日は花壇の本体の整備です。さっそく花壇の周辺の草むしりが始まり、続いて土起こしです。お恥ずかしい話ですが、中庭の花壇とは名ばかりで、野生の雑草の花壇になっていた中庭です。土を耕し、肥料を入れ、きれいに土をならし、その後、前から土の中にあったスイセンやムスカリの球根を植え込んで下さいました。
 霧雨のような雨が降り続く中、半日作業をしていただき、とてもすっきりした花壇に変身しました。空いているところにはパンジーなどの花苗を植える予定です。春になり、花いっぱいの花壇になることを楽しみにしています。ありがとうございました。。  


Posted by 老蘇小学校 at 17:37ころっけパパのひとりごと

校内研究

2010年09月29日

 老蘇小学校では、「『自己表現』を目指す老蘇っ子の育成~伝え合う力を育む授業のあり方~」のテーマで校内研究を続けています。全担任は、このテーマの下で年間1回は研究授業を行います。
 今日は6年生の研究授業の日。大きな単元は「読み取ったことを活かし、読書の輪を広げよう」なのですが、今回は、「海の命」(立松和平作)という一つの教材をじっくりと読み深め、登場人物の相互関係や心情、場面についての描写を捉え、太一(物語の主人公)の成長や、「海の命」という物語のテーマについて自分の考えをしっかりと持ち、自分の思いを伝える学習を進めることにしました。
 この日まで、子どもたちは、最初は一人で読み深め、その思いを友だちと交流するという方法で、最初の場面から読み深めてきました。今日の学習は、物語のクライマックス、自分の父親が射止めようとして自らの命を落とした「瀬の主」といわれるクエを見つけ、それに対峙する太一の気持ちを考えていこうという場面です。子どもたちは、予め自分たちの思いを書き込みプリントに書いています。いろいろな意見がある中の、それぞれ異なる意見の子を担任が指名し、発表していきました。子どもたちは、友だちの意見を聞き、自分と違うところを考え、どうしてそんなふうに考えられるのかを教科書に戻りながら考えていきました。最後に、今日の学習を通して、どのように自分の思いは変わったのか、逆に自分の思いを更に深めることができたのかをプリントにまとめ、今日の学習を終えました。  


Posted by 老蘇小学校 at 18:06ころっけパパのひとりごと

朝読

2010年09月28日

 朝から雨が降っています。いつもならランリュックを教室に置くと、真っ先に運動場に飛び出していく男の子たちが、図書室にやってきました。「朝の読書タイム」に読む本を探しています。
 毎週火曜日の朝は全校が「朝読書」の時間です。8時20分からの10分間、低学年でも高学年でも、子どもも先生も、自分の好きな本を読んでいます。いつもは「読み聞かせ」、いわば受け身の読書ですが、この日は自分が進んで読む読書です。10分間という短い時間ですが、このときは全校がし~んと静まりかえります。絵本なんかは10分間で読めますが、高学年の子は比較的長い小説を読んでいる子もいます。もちろん10分間では読めないので、借りてきた本は机の中にしまい、休み時間に取り出して続きを読んでいる子もいます。
 近江八幡市では「早寝、早起き、あさ・し・ど・う」というキャッチフレーズで、子どもたちの基本的な生活習慣が身につくように呼びかけています。「あさ」はあいさつ、「し」は食事、「ど」は読書、そして「う」は運動のことです。老蘇の子どもたちは「あさ・し」そして「う」は結構きちんとできています。課題は「ど」の部分。これから秋も深まっていきます。朝読や読み聞かせを通して、少しでも子どもたちが本に親しむ機会を増やしていきたいと考えています。  


Posted by 老蘇小学校 at 18:20ころっけパパのひとりごと

実りの秋

2010年09月27日

 あぜ道に、いつもの年より2週間ほど遅れて彼岸花が咲き始めました。
 今日は5年生の稲刈り。グリーンファーム21のみなさんが大勢、応援に来てくださいました。まず最初に、おなじみの「金ちゃん先生」から、稲刈りの基本を教えていただき、田んぼに向かいます。田んぼには、5月に子どもたちが植えた稲がすくすくと大きくなり、金色の穂を重そうに垂れています。子どもたちは手に手に鎌を握り、田んぼに入ります。さあ、刈るぞ、と意気込んだものの、金ちゃん先生が言うように簡単には切れません。子どもたちの隣でおじいさんたちが見本を見せてくださいます。とても簡単に刈り取っているように見えるのが不思議です。
 刈り取った稲は、束にしてくくらなくてはいけません。「稲の片方の藁を右側に回し、次に反対側に回してくくるんやで。」と教えてもらい、見よう見まねで束にしていきます。最初はとても時間がかかっていましたが、だんだん早くできるようになってきました。
 刈り取った稲は、足踏み式脱穀機で脱穀します。こんな器械は初めて目にする子どもたち。やってみたくて仕方ありません。夢中になって脱穀です。
 脱穀したら籾通しで、藁と籾とを選別し、次に唐箕という器械でいい籾の選別です。子どもたちは、昭和30年代頃のまでやっていた稲刈り体験を満喫できたようです。今日収穫したお米は、親子活動の餅つきに使う予定です。お楽しみに。  


Posted by 老蘇小学校 at 15:54ころっけパパのひとりごと

日本の自動車工業

2010年09月24日

 5年生は社会科で「わたしたちのくらしと工業生産」の学習をすすめ、自動車工業の学習に入ってきました。自動車生産に従事している人々の工夫や努力、生産を支えているいろいろな工場との結びつきなどを学習し、日本の工業生産の特色にまでふれていこうと計画しています。
 この前の時間は、簡単に「自動車」というけれども、いったいどれくらいの部品からできているのだろう、という疑問から、自動車の中を見てみました。ボンネットを開けると、エンジンやラジエターなどの他にも、よく分からない部品や、いろいろな線が入っています。こうした物を全部自動車工場で作っているのでしょうか。10月に見学に行くホンダの自動車工場では、自動車の組み立てラインを見学する予定なのですが、どうやらその工場には、いろいろな所から部品が集まってきて、それを組み立てているようなのです。では部品はどこで作っているのでしょう。
 老蘇の校区に、自動車部品の一部を作っている工場がありました。山梶製作所といいます。今日は、この工場を訪ね、何を作っているのか、どのようにして作っているのか、材料をどこから仕入れて、作った物はどこに持って行くのか、などいろいろなことをたくさん教えてもらいました。子どもたちは、自分たちのすぐ身近なところに、自動車の大切な部品を作っている工場があること、自動車一台を作るのにとてもたくさんの工場で、たくさんの人が関わって、少しずつ大きな工場に集まってくるという日本の工業の仕組みにふれて、とても新しい発見をしたようです。  


Posted by 老蘇小学校 at 18:10ころっけパパのひとりごと