
気持ちのよい秋晴れとなった18日。子どもたちが楽しみに待っていた運動会。老蘇小学校の運動会は明治44年10月27日に鎌宮神社境内で行われたのが第1回で、今年は99回目となります。今年は聖火ランナーの入場で幕開きです。聖火台に火が灯り、ラジオ体操、そして書く学年の徒競走と続きます。今年はそれぞれの学年が、子どもたちへの熱い思いを持って指導に当たり、子どもたちも学年に応じた目当てを持って学習に取り組んできました。
高学年のリレーを始めたとき「ぼくたちのチ

ームには、走りの遅い子がいるからぜったいに勝てへん。」と勝負を投げていた子どもたちに、学級やチームでの話し合いを重ねました。そして個人のハンディはチームのプレーでカバーできる、という思いを持った子どもたちが、本当に真剣にバトンパスの練習を重ね、今日のリレーで見事に2位になりました。
組体操でも、個人の技だけではなく、チームと

してのまとまりや演技をどうするのかをみんなで考え、何回も何回も練習を重ねて来ました。今日、運動会のフィナーレを飾る集団演技で、その成果をいかんなく発揮し、見ている者に感動を与える演技を見せてくれました。演技を終わった子たちも、引き上げてきた集合場所で、やり遂げた感動の涙を流している姿が強く心に残りました。
子どもたちから感動をもらった、すてきな運動会となりました。