切頂二十面体ってな〜に?
2009年12月25日
長方形の紙から、定規などを使わずに正三角形を切り出しましょう。一人2枚ずつ切り出してね。「???どうするの〜」まずは長方形の中心を探して……「ふむふむ、へえ〜、こんなふうにするんか。できたできた!」
じゃあ、できた正三角形の頂点を、正三角形の中心に合わせて折りましょう。「え〜っと、あっ正六角形や。」「正かどうか分からんけどな。」できた正六角形の折り目のないところ同士をつないでみましょう。「何ができるんや?」じゃあ、次は二つつないだ六角形を、隣の人の二つとつなげてみましょう。できた?じゃあ次は、もっとたくさんつなげていくよ。全部で20個分つなげてね。
「え〜っ、大変やわ。」「何ができるん?」「つないだよ。」じゃあ、つないだ端と端をひっつけましょう。「あっ、ひょっとしてサッカーボール?」「そやそや、サッカーボールや!」こうして、みんなが協力して、二つのサッカーボールができました。さて、ここで問題。『出来上がったサッカーボールの辺はいくつでしょう。』「え〜っと、正六角形が20あるから6×20で120!」「でもすきまに正五角形のところがあるよ。」「正五角形は全部で……12個ある。ということはこれが60やから180?」「けど、辺と辺がひっついてるとこがあるで……」はい、正解は、辺と辺がひっついているので八角形の辺と五角形の辺の合計の半分です。
こうして、冬休みの少人数学習特別授業は、子どもたちの作業も入った、とても楽しい図形の勉強になりました。今日で高学年の授業も終わり、明日から"冬休み”に入ります。このブログも、1月6日までお休みします。みなさま、よいお年をお迎え下さい。
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12:05
│ころっけパパのひとりごと
お米の食べ比べ
2009年12月24日
昨日で2学期は終わったのですが、学級閉鎖などの関係で減った授業時数を確保するため、5,6年生は今日、明日と登校し学習を進めています。
5年生は、1学期から取り組んできた総合的な学習「お米学習」のまとめの段階に入っています。今日は今まで調べてきたお米を持ち寄り、味や食感がどう違うのかを、実際に食べて比べてみようという学習です。幸い家庭科で「ご飯とみそ汁」の学習を済ませているので、その応用も兼ねています。子どもたちの机には「あきたこまち」「コシヒカリ」「秋の詩」「キヌヒカリ」という4つの品種のお米が集まりました。
米粒の段階では、どれがどう違うのか、はっきりとは分からないようです。これを炊飯器で炊きあげ、味を比べます。ご飯だけでも十分おいしいのですが、せっかくですからおみそ汁も作ります。家から持ち寄った青ネギや玉ねぎ、大根もあります。お豆腐やお揚げさんも入れて、もちろん出汁もとって、おいしいみそ汁もできあがりました。さあ、みんなはお米の味の違いが分かるかな?
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12:16
│ころっけパパのひとりごと
終業式を迎えました
2009年12月22日
運動会で始まり、自然体験学習や社会見学、音楽会など、たくさんの楽しい取り組みが行われた2学期、インフルエンザの大流行で楽しみにしていた行事が中止になったり延期になったりした2学期も、今日で終わり。1年生〜4年生は明日から冬休みに入ります。
5時間目に行われた終業式では、各学年から一人ずつ前に出て、2学期にがんばったことを発表してくれました。一生懸命に詩の暗唱をして校長先生に聞いてもらったこと、マラソン大会で最後まで走りきったこと、運動会の組体操で土台の痛みを耐えてがんばったこと、お米の勉強に力を入れたことなど、みんなのがんばる姿がたくさん見えてきました。
次に5年生の子どもたちが、冬休みの生活で守らなくてはいけないことを劇で見せてくれました。“道ばたに落ちているライターを見つけたらどうする?”悪魔のささやきは「へっへっへっ、これで楽しい火遊びができるぞ。」誘惑に負けそうになったところに正義の天使がやってきて「そんなことは絶対にさせません!」と拾った子どもにささやきかけます。“たくさんお年玉をもらったぞ”そこへ悪魔がやってきて、子どもたちに「なあなあおごってえなあ」「ちょっと貸して」とささやきかけます。そこに再び正義の天使がやってきて「お金の貸し借りは絶対にダメ!」と宣言します。こんな5年生の熱演に見ていた子どもたちは、大きな拍手を送りながら、冬休みの生活の仕方について学んでいきました。
5,6年生は24日と25日も登校しますが、ケガや事故のない楽しい冬休みが過ごせるように願っています。
5,6年生は24日と25日も登校しますが、ケガや事故のない楽しい冬休みが過ごせるように願っています。
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15:22
│ころっけパパのひとりごと
ころっけパパの老蘇っ子通信第23号
校長室へのお客様
2009年12月21日
この頃、中休みや昼休みになると、1年生と2年生の子どもたちが校長室を訪ねてきてくれます。何をしに来るのでしょう。
トントン(ノックをする音)「失礼します。暗唱を聞いて下さい。」と可愛い声が聞こえます。
そうなんです。今、1年生や2年生は詩の暗唱に取り組んでいます。一つ覚えると、担任の先生に聞いてもらい、OKが出ると校長室にやってくるのです。これは別に競争でもなんでもありません。覚えられたら聞いてもらう、それが楽しいのです。
「ありさん まどみちお ありさんありさん きみはだれ にんげんのぼくは さぶろうだけど ありさんありさん きみはだれ」と、覚えた詩を一生懸命聞かせてくれます。競争ではありませんから、ゆっくりと心を込めて読んでくれます。目をつむって聞いていると、その詩の情景が目に浮かんできます。読んでいる子どもたちの頭の中にも、きっと詩の情景が浮かんでいるんでしょうね。休み時間、校長室のドアがノックされると、今度はどんな詩を聞かせてくれるのかと嬉しくなってくるのです。
トントン(ノックをする音)「失礼します。暗唱を聞いて下さい。」と可愛い声が聞こえます。
そうなんです。今、1年生や2年生は詩の暗唱に取り組んでいます。一つ覚えると、担任の先生に聞いてもらい、OKが出ると校長室にやってくるのです。これは別に競争でもなんでもありません。覚えられたら聞いてもらう、それが楽しいのです。
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19:47
│ころっけパパのひとりごと