
2年生の子どもたちは、生活科の学習で、敬老の日に、おじいちゃんやおばあちゃんに手紙を書きました。その手紙のお返事には、「手紙をもらってとっても嬉しかったよ。」と書いてありました。それを読んだ子どもたちは「喜んでもらえる手紙をもっと書きたいなあ。」と考え、今度は日野町にある南比都佐小学校の2年生に「お友達になりましょう」という手紙を出したのです。老蘇小学校の子どもたちは、幼稚園の頃からずっと同じ学級で過ごし、仲はいいのですが、友

だちを増やす機会があまりありません。そこで他の学校の手紙を出して友だちを増やそう、ということになったのです。幸いなことに南比都佐小学校の2年生も単級で18人。老蘇小学校の2年生と同じです。顔も知らない子に、ドキドキしながら手紙を書き上げ、お返事が来るのを今か今かと待っていたのです。
そしてとうとうお返事が届きました。子どもたちは嬉しくて仕方がありません。目を輝かせながら、担任の先生から手紙を受け取りました。封筒には可愛い絵が描いてあるものもあります。そ~っと封を開けてみ

ます。読んでみると、そこには学校のこと、自分のことが、素敵な絵と一緒に書いてあります。中にはお友達になりましょう、と書いてある子もいます。読んでいくうちに、またお返事が書きたくなりました。南比都佐小学校ってどんな所だろう、行ってみたいなあ、と思っている子もいます。このお手紙交流、これからどうなっていくのか、とても楽しみです。