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Posted by 滋賀咲くブログ at

足下の歴史を探して

2010年11月01日

 6年生の社会科では日本の歴史を学びます。弥生時代には大中之湖南遺跡、古墳時代には瓢箪山古墳、そして戦国時代になると観音寺城の佐々木六角氏や安土城の織田信長など、安土にはその時代を代表する遺跡がたくさんあり、子どもたちも見学に行きました。
 でも、それただけでしょうか。例えば、毎日登校してくる道筋にも、実は歴史的な物がたくさんあります。歴史に名は残っていなくても、大昔から人々が大切に守ってきたものもあります。そうした、極々身近にある歴史的な物にふれ、自分たちが生活している“老蘇”について調べてみよう、という学習を始めました。
 今日は、子どもたちに関心を持ってもらうため、中山道沿いに西老蘇から東老蘇まで歩いてみました。大半の子が登校する通学路です。普段は何気なく歩いている道ですが、よく見ると昔々からそこにある物がたくさんあります。西老蘇に入った所にあった小さな祠。横になにやら字が書いてあります。歩いていると、同じような祠が集落の出口にもあり、東老蘇の入り口と出口にもありました。これは何なのでしょう。
 お寺の門前に、県指定文化財の説明板があります。その近くには、いくつかのお堂があり、時々、地域の方がお参りされています。さて、このお堂は何でしょう。お宮さんもあります。東老蘇の杉原医院には、何やら有名なお庭がありそうです。途中に根来陣屋跡と書いた板もあります。陣屋って何なのでしょう。ちょっと歩いただけで、歴史的な物にたくさん出会い、子どもたちの目が輝き始めました。これから、地域の人たちにお話を聞いたりしながら、老蘇の歴史マップ、老蘇の歴史観光案内を作っていく予定です。  


Posted by 老蘇小学校 at 13:22ころっけパパのひとりごと