聞いたことを表現すると

2010年01月14日

 放送委員の子が放送室の鍵を取りに来ました。お昼の放送担当です。ちょうどその時、用務員さんから「今日の放送で全校のみんなに伝えてほしいことがある」と頼まれました。聞いたことを表現するとそれは、昇降口では靴の泥をしっかり落としてから入ってきてほしい、という内容のことでした。放送委員の子は、メモもなにも取らずに「はい、分かりました」と言って職員室を後にしました。
 大丈夫かなあ、メモもとらずに分かったんやろか、と職員室にいた先生方は心配していました。さて、放送が始まりました。「全校の皆さんにお知らせします。このごろ昇降口が泥だらけになってきたなくなっています。登校したり遊びから教室に戻るときには、昇降口に入る前にしっかりと泥を落としてから入るようにしましょう。」と、さっき頼まれた内容を、分かりやすく文章にして伝えてくれました。聞いたことを表現するとたいていの場合、何かを頼まれると「先生、ちょっと書くもん貸して。もっういっぺん言うて」と言われたことをそのまま書いて、書いたとおりに話すことが精一杯の子が多かったので、すごいなあと感心しました。そういえば老蘇の子どもたちは、何かを発表するときも、メモを見ないで話すということが習慣付いていることを思い出し、大切な力が育っているなあと改めで感じました。

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