木はいいなあ
2009年10月23日
老蘇小学校の正面玄関の前に、樹齢が260年近いクロガネモチの木があります。老木なので幹は洞になり、主幹は途中で切られているのですが、それでも左右にしっかりと枝を伸ばし、今、真っ赤なかわいい実をいっぱいにつけています。
給食の配膳室の前には樹齢210年近いクスノキの大木がしっかりと大地に根を張り、小鳥たちが楽しそうに遊んでいます。
5年生の子どもたちは、ある日、アメリカの作家ユードリイが文を書き、シーモントが絵を描いた「木はいいなあ」という絵本を読んでもらいました。そのお話を聞いた後、子どもたちは老蘇小学校の中にある「いいなぁ」と思う木を探して、絵に描くことにしました。ふだん何気なく見過ごしているクロガネモチやクスノキは、他の若い木と違って、貫禄があり、なんだか物知りなおじいさんのような感じがします。さっそく、この老木の周りに集まって絵を描き出しました。子どもたちは幹を触ったり、洞の中を覗き込んだり、葉っぱをじっと観察したりしながら、ていねいに描いています。さあ、どんな仕上がりになるのでしょう。楽しみですね。
給食の配膳室の前には樹齢210年近いクスノキの大木がしっかりと大地に根を張り、小鳥たちが楽しそうに遊んでいます。
Posted by 老蘇小学校 at 15:02
│ころっけパパのひとりごと