時代に触れる

2010年04月27日

 安土町に大中之湖南遺跡があります。今から45年前、まだ大中之湖に水があった頃、安土小学校の子どもたちがシジミ採りをしている時に、たまたま湖底から土器の破片や皇朝十二銭という古銭を見つけ、当時の新聞で紹介されたことがあります。それがきっかけで大中之湖南遺跡の存在が確認され、弥生時代の農耕遺跡として全国的にも歴史的価値のあるものだということが分かってきました。実は、その頃にシジミを採りをしていた小学生の一人が、私(ころっけパパ)だったのです。
時代に触れる この前の社会の時間に、6年生の子どもたちに、土器を見つけたときの話や、大中之湖南遺跡についての話をしたところ、子どもたちは大変興味を持ってくれたようで、弥生時代の人々の暮らしや、大中之湖南遺跡の様子などを真剣に調べるようになっていました。
 そして今日、安土城考古博物館に出かけ、展示してある大中之湖南遺跡やその時代の遺物、遺跡や稲作の様子を展示した模型、古墳の復元模型などを時代に触れる見学しました。当時私たちが見つけた古銭や土器の破片も展示してあります。事前学習でいろいろなことを調べている子どもたちは興味津々です。時間が経つのも忘れてたくさんメモをし、スケッチをしています。
 ようやく見学が終わった後、今日のスペシャル授業。鈴木学芸員さんが準備して下さった、本物の弥生式土器に時代に触れる触れる学習です。二種類の土器を順番に手にし、臭いをかぎ、手触りを感じ、じっと土器の表面をながめて、いったいこの土器は何に使われたものだろうか、と考えました。土器の形に着目したり、表面の焦げ跡から推測したりしながら、古代の人たちと生活を共有する時間を楽しむことができました。本物に触れるということは、教科書だけでは絶対に感じることのできない何かに出会えたのだと思います。

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